最低賃金を上げたらどうなる?

  
目安時間 4分  
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こんにちは。

たかともです。

 

最低賃金をほかの先進国並みにしましょう!ということが話題になっています。

 

先進国は、軒並み最低賃金が1,000円を超えていますが、

日本では限られた地域のみです。

(2022年6月現在で、東京都、神奈川県のみ)

 

令和3年の地域別最低賃金(令和3年10月改訂)

 

では、仮に最低賃金を1,000円まで上げた場合、

どうなるか?と考えてみます。

 

当然ながら、企業の人件費は上昇します。

利益を出すためには、

「収入(売上)を上げる」

「支出(仕入・人件費等の経費)を減らす」

をしなければいけません。

 

でも、日本のデフレマインドがこれを阻みます。

 

値上げをすると過剰反応しますね。

値上げをしました。同じ商品が隣町で安く売っていました。

さぁ、どうする?

 

今回はいつものところで買うけど、次回は向こうで買ってみようか?

 

そう、この「買ってみようか?」がくせもの。

 

同じ商品なら、同じレベルの商品なら

安いほうがいいじゃん、ってなりませんか?

隣町ならそんなに遠くないし、と。

この結果、客離れがすすんでしまいます。

もちろん、自信があればどんどん値上げしていけばいいと思います。

が、なかなかあげられないところが多い。

 

これが怖いから、企業はなかなか値段を上げられないのです。

上げるにしても、正当な理由(消費者が納得する理由)が必要。

でも、消費者にとってはそんなことはどうでもいい。

だって、自分の生活が一番ですから。

 

 

しかも、時給が上がっても、

 

「頼んだわけじゃないし。少しくらい上がってもねぇ・・・」

 

と今まで上がらなかったツケがここででてきます。

 

時給30円あがっても、フルタイムのパートさんでも月額4,800円の上昇。

(@30円×8時間(1日)×20日(1か月)=4,800円)

 

月4,800円 ”しか”あがらない、と思いませんでした?

回りが物価上がってる、という現実に対して。

電気代が、ガソリン代が、生活必需品が・・・

とすべてが上がれば、月5千円くらいあっ、という間に超えてしまいます。。

 

これが、全国一律で上がればまだしも、

上げられる企業は限られます。

なぜなら、今までも頑張って上げてきたから。

 

 

じゃあ、どうする?

となると、

 

「収入を上げる」

 

が解決方法の一つ、になります。

 

それを、今後もいろいろと発信していこうと思います。

 

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